リバーロキサバン

イグザレルト:血液凝固阻止剤 Xa因子阻害薬
新規経口抗凝固薬 (NOAC:Novel Oral AntiCoagulants)
直接経口抗凝固薬 (DOAC:Direct Oral AntiCoagulants)

  1. 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制(SPAF)
  2. 深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制(DVT/PE)

出血
深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症後の初期3週間の15mg1日2回投与時においては、特に出血の危険性が高まる …

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 出血している患者
  • 凝固障害を伴う肝疾患の患者
  • 中等度以上の肝障害
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
  • HIVプロテアーゼ阻害剤
  • コビシスタットを含有する製剤を投与中の患者
  • アゾール系抗真菌剤
  • 急性細菌性心内膜炎の患者
  • 「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制」:腎不全
  • 「深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制」:重度の腎障害

24時間で排泄される。手術前中止時期は1日前。
小手術・内視鏡観察のみの場合は中止しないことが望ましい 。

併用禁忌
HIVプロテアーゼ阻害薬、アゾール系抗真菌薬

併用注意
抗凝固剤、 抗血小板剤 、NSAIDs、SSRI、SNRI、 血栓溶解剤 、 フルコナゾール、クラリスロマイシン、リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、セイヨウオトギリソウ

CYP3A4

10㎎錠、15㎎錠
1. SPAF : 15㎎を1日1回食後に経口投与する。
腎障害のある患者に対しては、腎機能の程度に応じて10㎎1日1回 に減量。
2. DVT/PE : 初期3週間は15㎎を1日2回食後、その後は15mgを1日1回食後

服用を忘れた時
気付いた時に直ぐに1回分を服用する。ただし、次の服用まで12時間以上空ける。
絶対に2回分を一度に服用しない