舌下免疫療法(SLIT)、皮下免疫療法とある。
免疫療法が有効な理由はよくわかっていないが、制御性T細胞(過剰な免疫反応をおさえる細胞)が活性化するようになるといわれている。
その結果、Th1細胞が増加し、Th2細胞の増加を抑える。IgEとアレルゲンの結合を妨げるIgGなどが増加する。と言われている。(鳥居の説明)
広島アレルギー呼吸器クリニック八丁堀 春田 吉則院長
アレルギー治療の課題
①
増加するアレルギー疾患。
②
ガイドライン(GL)の整備・普及。
③
原因の診断方法の確立。
④
減感作療法の確立・普及。
⑤
根治につながる治療方法。
⑥
難治アレルギーの解明・対策。
⑦
喘息死の対策。
⑧
アナフィラキシー対策。
喘息は他の重大疾患の死亡が増加していたりするが、吸入ステロイドのおかげで喘息死は大幅に減っている。
副反応はほとんど口内の腫脹。
ダニアレルギーの半分に喘息がある
年数は3年投与で6年継続、4年で7年継続。再燃しても再開すると有効。
課題はアドヒアランスを高めること。
商品:シダトレン、ダニはミキティアとアシテア(塩野義)