眼科
受診勧奨&:激しい目の痛み(網膜剥離、黄班変性、緑内障、脳腫瘍、脳卒中)
胃腸薬
空腹時の胃の痛み:制酸剤、粘膜保護。過剰な胃酸にはH2ブロッカー、ピレンゼピン、ロートエキスのような抗コリン剤。
食後の胃の痛み:胃酸の分泌が少ないか消化管の動きが鈍くなっている。消化酵素、胃腸の動きを助けるトリメブチンマレイン酸塩、カルニチン塩化物、オウレン、オウバク、センブリ。
胸焼け:胃の蠕動運動が亢進している。制酸薬、ゲンノショウコ、ケツメイシ
高齢者にエチゾラムなど抗コリン作用のあるものは胃腸の動きが悪くなるので、胃もたれ感や嘔吐の原因になる。
食後の胃もたれには、H2ブロッカーは使わない。消化が遅れ胃を荒らす。
食前の痛みは胃酸の過多あるいは、粘液の減少。NSAIDsの使用など。スクラルファート、セトラキサート、テプレノン。
GERD:
①
食べ過ぎ。胃の噴門が開きやすくなり胃酸が逆流しやすくなる。
②
コルセットなど締め付けるものは腹圧が上昇し胃が圧迫されるので、なるべく短時間に。体重増加で腹圧が増すこともある。
③
食後1~2時間は横にならず、寝る前の食事は避ける。
④
タバコ、お酒、コーヒー、チョコレートなど胃酸の分泌を高めるものは過剰にとりすぎない。
受診勧奨:改善しない、一時的に改善しまた悪化するなど受診。胃、十二指腸潰瘍、胃がん、また背中なども痛むときには膵炎や肩も痛い場合AP、MIもある。
鎮咳・去痰薬
副作用として空咳(ACE阻害薬、Ca拮抗薬)。
緑内障、排尿障害に注意。
2~3週間以上咳が続いている場合は感染症以外の可能性あり。
痰の色が黄色、緑色の膿性の場合、肺結核のおそれ。
咳と喉の痛み
鎮咳去痰薬と抗炎症剤の配合。鎮咳去痰薬と消炎鎮痛剤配合。トローチ。
喉のイガイガ、咳
抗ヒスタミン薬、トローチ、嗽薬。
ひどい咳込、胸が痛い。
外用かぜパップ剤。塗り薬。
総合感冒薬
複数の成分が含まれているので注意。高血圧、緑内障、排尿障害。
受診勧奨&:溶連菌、アレルギー性鼻炎、中耳炎、肝炎、急性腎盂腎炎、麻疹、インフルエンザが考えられるので良くならなければ受診。
解熱鎮痛剤
頭皮の痛み:頭皮神経痛、緊張型頭痛、帯状疱疹の疑いも。
頭を振ると痛い:ウイルス性髄膜炎の疑い。へそが見えない、首が硬いなど注意。
一時的な激しい痛み:くも膜下出血に注意。めまい、ろれつが回らない、吐き気、意識障害、でも麻痺はない。
片頭痛の注意:血行を良くするのは緊張性と違ってよくない。チラミン(赤ワイン、チーズ、チョコレート)は摂らない。
髄膜炎は要注意:頭痛、筋肉痛、倦怠感などがある場合、無菌性髄膜炎の疑い。頭痛、首のこわばり、発熱、嘔吐、イブプロフェンで増悪。
水虫薬・外用消炎鎮痛薬
割愛