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136 : 清暑益気湯
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136
清暑益気湯 
セイショエッキトウ
適応:暑気あたり、暑さによる食欲不振・下痢・全身倦怠、夏やせ

清熱薬
黄柏 
 :
1
理気薬
陳皮 
 :
3
補血薬
当帰 
 :
3
化湿薬
蒼朮 
 :
3.5
固渋薬
五味子 
 :
1
IMO
補中益気湯を少し穏やかにしたような処方。気血水のバランスに優れていて使いやすい。 その名の通り、夏バテに使われる。(第一選択) 体力の低下を防ぐのにも使われる。 補中益気湯と同様だが、発汗の多い場合。 不定愁訴、神経症、肝炎、胃腸炎にも応用される。 黄柏は清熱薬で解熱・消炎作用、消化器系の不調に使われる。 五味子は止咳化痰薬で小青竜湯の鼻水を止める生薬だが易疲労感にも。 【滋陰・鎮咳(潤す)】: 麦門冬、五味子 【補気(胃腸機能)】: 人参、甘草、蒼朮、陳皮、黄耆(汗) 【清熱(冷やす)】: 黄柏 【補血】: 当帰 もともと腹部に冷えがあり体力のない人が、暑さのせいで汗をかきすぎ、体力をさらに失うと同時に 身体を潤す力まで失って、ほてりなどの暑気あたりの症状を呈した状態に対して用いる処方である。 汗の出すぎを抑えながら熱を冷ます生薬、元気を補って胃腸に力をつける生薬が配合されている。 上半身ののぼせを冷ますと同時に、腹部の冷えにより下痢などが生じていればそれを止め、胃腸を 回復させて食事をとれるようにすることを目的としている。

構成の類似した処方

この処方より構成生薬の少ない処方では、その処方が4味未満の場合は全ての生薬が含まれる処方を、
それ以上で8味未満の場合は1味違いの処方も、また8味以上の場合は2味違いもこの処方に関連する候補として対象にしています。
この処方より構成生薬の多い処方では、この処方が4味未満の場合はこの処方の全ての生薬が含まれる処方を、
それ以上で8味未満の場合は1味違いの処方も、また8味以上の場合は2味違いもこの処方に関連する候補として対象にしています。
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