IMO
2味で効き目が早い。別名、去杖湯ともいわれ、服用した人の杖がいらなくなるというほど効果が早い。
ふくらはぎの痙攣(こむらがえり)の薬として知られているが、急性胃炎、尿路結石、胆石、腰痛や坐骨神経痛のほか、スポーツ、睡眠中の足の攣りなど急激に起こる痙攣性疼痛に。骨格筋、平滑筋どちらにも。
芍薬の主成分はペオニフロリン配糖体。甘草はグリチルリチン酸配糖体。
腸内細菌で分解され、ペオニフロリンはCa2+イオンの細胞内流入を抑制、グリチルリチン酸はCaの存在下でホスホリパーゼA2を介してK+イオンの細胞外流出を促進。
そのブレンド効果で筋収縮抑制作用が発現すると言われている。